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 ヘッドライトミガキV3 
 ハードコート除去 UVレイブロッカー2コート仕様
4段階のミガキ作業 機械ミガキ両目
17,280円
UVレイブロッカー両目
 8,640円
(2014.10.23)
 ニッサン エルグランド

500番・800番 空とぎ
1000番・3000番 水とぎ
合計金額
 25,920円



ディーラーさんでヘッドライトを磨いたそうですが
黄ばみが気になるとの事で御依頼頂きました。
ハードコートはそれほど傷んではいませんでしたが、直ぐに黄ばむのがイヤせっかくやるのだからと言う事でハードコート除去をすることになりました。



ヘッドライトミガキ施工前

マスキング



ヘッドライトミガキ施工前





サンディングディスク 500番 空とぎ
シングルミガキ
ハードコートを除去していきます。外車に比べてハードコートが薄く感じました。
黄色の黄ばみ粉がでなくなるまで磨いていきます。



サンディングディスク 800番 空とぎ

シングルミガキ



フィニッシングディスク 1000番 水とぎ
偏芯シングルミガキ
くもりガラスが変化していきます。



フィニッシングディスク 3000番 水とぎ
偏芯シングルミガキ


バージョンV2までは2種類のコンパウンドで磨いてクリアーにしていきましたが
バージョンV3では磨きません。



磨きをした時のマスキングを取り外して
再度マスキングをします。

UVレイブロッカーバインダーを塗布するだけで3000番のペーパー目を消せる事ができるのです。
さらに、このバインダーが少しだけレンズ(ポリカーボネート樹脂)の表面に食い込んでくれることにより密着が強まります。



1液目 UVレイブロッカーバインダー塗布
二度塗り禁止
自然乾燥5分以上 レベリング作用でスジがなくなり平坦になるまで待ちます。
 10分置いてからドライヤー使用 非接触温度計で50〜60℃測定しながら乾燥させます。10分〜15分



2液目 UVレイブロッカーハードコート塗布
1液目はスムーズに塗布できますが、2液目は意外と抵抗があります。
これがバインダーの力なのでしょうか
2液目を塗布後 自然乾燥5分 レベリングを待ちます。
10分置いてからドライヤー使用 非接触温度計で50〜60℃測定しながら乾燥させます。20〜25分です。
一晩このまま置きます。塗布後24時間水濡れ禁止です。



UVレイブロッカーの作業環境条件
気温 15〜30℃
湿度 60%以下
白く曇るリスクがあるそうです。
雨の日の湿度管理は大変です。27℃まで暖房にしたら、湿度は下がらず逆に上がりました。
冷房に切り替えると徐々に湿度が下がっていったので、除湿冷房モードにして60%以下に1時間かかりました。



気温・湿度を考えると屋外施工はなかなか管理が難しいように感じます。
雨の日、湿度の高い時でもエアコンを使えば条件クリアーできることが、わかったのは良かったです。

コート剤は加熱した方が化学反応が進むため皮膜の強度が高まるそうです。
温度管理も、ただドライヤーを掛けるのではわかりません。非接触温度計を使ってしっかりと温度管理しています。



3000番 水研ぎ アップ





UVレイブロッカーハードコート塗布後 完了
磨きをしないでクリアーになる。驚きです。
UVレイブロッカーバインダーとUVレイブロッカーハードコートの2液を使用する2コート工法で、3〜5年の耐久性を想定した保護コーティング剤です。
ポリカーボネート樹脂補修用表面加工剤(ハードコート)の最上級バージョンでしょう。



LED蛍光灯でキズを確認中
マイクロクラックやハードコート除去を無理矢理する研磨なので多少のキズは残ります。
このマイクロクラックすべてがUVレイブロッカーを塗布する事で消えるわけではありません。
もしキズを気になさる方は、新品交換にしてください。
ヘッドライトを点灯した時に見えてくるかもしれないキズの事です。




究極のヘッドライトレンズコーティング 「UVレイブロッカー」マニュアル動画


コンパウンド磨きをしないでクリアーになる。UVレイブロッカーは今までに無い2コート仕様
ポリカーボネート樹脂補修用表面加工剤(ハードコート)の最上級バージョンと言えるでしょう。
しかし作業環境と施工条件は、なかなかシビアです。
劣化したハードコートを除去する場合は、手磨きでは不可能です。
手磨きがバージョン V1  機械磨きがバージョン V2なのですから
2コート(2液)仕様 UVレイブロッカーと機械磨きハードコート除去がバージョン V3なのです


まだまだ新商品なので、UVレイブロッカーを使用している施工店は少ないと思います。
使用していく店舗が増えればと願います。
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